「あのカネタという余所者は正体を隠して人間に成りすまし、この町へと入り込んだ。いわゆるトイラと同じ立場の外国人ってことさ。キイトだけが余所者の正体をいち早く見破り、そして私たちと同じ力を持つ種族だと気がついたんだ。赤石の存在は山のものは知っていても、誰一人それを見たものはいない。知っているのはニシナ様 と巫女であるキイトだけだった。赤石がある場所も極秘だったが、危機を感じたキイトは万が一に備えてそれをもっと安全なところへ隠そうとした。ところが、 カネタはキイトに早くから目をつけ行動を監視していた。その時、運悪くキイトはカネタに襲われてしまった」
ユキが見た映像はこれだった。
真相を知れば全ての辻褄があった。
カジビは更に話を続ける。
「赤石は見た目は白い石だ。だが、山の者が抱く、愛や絆といったものに反応したとき、赤く熱を帯びて光り出す。赤石とは、この山に住むものの全ての絆の象徴。一人がもったところで何も力はない。山神が山の者の幸せを願い、皆の心を一つにさせることで山の力を最大限に引き出せるものだ」
ユキが見た映像はこれだった。
真相を知れば全ての辻褄があった。
カジビは更に話を続ける。
「赤石は見た目は白い石だ。だが、山の者が抱く、愛や絆といったものに反応したとき、赤く熱を帯びて光り出す。赤石とは、この山に住むものの全ての絆の象徴。一人がもったところで何も力はない。山神が山の者の幸せを願い、皆の心を一つにさせることで山の力を最大限に引き出せるものだ」



