君が見えなくなる日

チャイムがなると、すぐに美月の教室に向かった。

部活に向かうため、教室を出ていく生徒とすれ違いながら2年3組につくと、美月は日誌を書いていた。

どうやら、日直だったらしい。

2、3人の女子と喋りながら、楽しそうに日誌を書いている。すると、そのうちの1人が瞬に気がついた。

「ほら、美月。瞬くんが待ってるよ!」

ちょっとからかうような口調で言われ、照れているのか困ったように笑う美月に、急がなくていいよと言うと、美月はありがとうと言って笑った。