君とまたもう一度

だって、朝練の時に別れ話をされたんだもん…。

「う、うん…。」

「何?まだ気にしてんの?俺ら元カレ元カノだったことは忘れよーぜ。中学生の恋愛なんてそんなもんだろ?」

そっちから告ってきてそっちから振ったくせに…。どんだけわがままなんだよ!こいつは!!

「私、忘れ物したから取りに行ってくる。」

こんなやつと一緒に居るんだったらまだ帰った方がマシだもん。

「あっそ、勝手にすれば。」

そっちから言ってきたくせに…。

「さっきから蒼太はなんなの?!!そっちから朝練ついてくればとか言ってんのにさ!」

私が続きを言おうとしか瞬間、蒼太に睨まれた。

「うるさいんだけど、さっさと行くなら行ってくれる?」

「言われなくても行きますから!蒼太に会わなきゃよかった!」

家に帰ろうとすると…。蒼太にぐいっと腕をひかれた。

「お前、今なんて言った?ねえ?」

そして、門の壁に私の壁をドンと押し付ける。

「蒼太に会わなきゃよかったって言ったの!」

「星夢にしては生意気だね?その口、今すぐ塞いでやろうか?」

何言ってんのこいつ…。

「は?何言ってるかわからな…んっ」

体の力が抜けるぐらいな強引なキス。

呼吸をする間なんて与えてくれない…。

「やだっ…んっ…」

空いている片手で、蒼太の腹を思いっきり殴った。

「痛った…。なにすんだよ」

いやいやいや!それはこっちのセリフですよ!??

「うるさい、蒼太なんか大っ嫌い!!!」