そんな時にフラフラと私の班に現れた数人の男子たちの中に、彼はいた。 「こんなとこにいていいの?」 最後まで仙崎くんがいたので、私は下手な裁縫を見られているのがいやでそう言った。 別にそれまでは深い会話をしたこともなくどんな人かもよく分からない生徒だったが、顔と名前くらいはわかっていた。