私が座ると、仙崎くんは跪くようにして私の左足を見た。 こんなことが起こるなんて思っていなくて、心臓が飛び出そう。 そんな風にドキドキしていると、仙崎くんが顔を上げた。 「高宮さんも分かってるでしょ? 捻挫だと思う。少し待ってて」 「うん……」 私は、走って教室を飛び出していった彼の後ろ姿を見送る。