いぢわるな彼


ガタガタと揺れる自転車
くねくねと曲がった道
ちょっとだけ楽しかった


しばらくしてソラの家についた。

『歩ける??』
「大丈夫!!このくらい」
と自転車から自分で降りた瞬間また壮絶なる痛みが私を襲った。

「痛っ」
声はあまりの痛みにでなくなり目には涙が溜まっていた。

ソラは
背中をむけた。

『ほら。
おんぶしてやるから早く乗れ』
「無理!!
恥ずかしい」
『こんなとこで言い争ってることが俺は恥ずかしい 笑』

行き交う人が
私たちを見る視線がやけに痛く感じた。

「分かりました。お願いします」

私は
恥ずかしさと緊張とでソラの顔なんて見れなかった。