そんな幼稚園の頃、年長の時、私は肺炎になった。
5月1日だった。その日、妹が生まれた。
母も私も病院に居たから、お見舞いは祖母と祖父と父が交代で入れ代わり来てた。
手には点滴がさされていて、キティちゃんの包帯が巻かれていた。
風引いて、病院に行くのが遅れて肺炎になってた。
危なかったと言われたらしい。

妹が生まれてから、私は、妹にミルク飲ませたりした。

あと、妹が生まれる前に私は、妹を見た。
押入れの前をハイハイしてる女の子がいるって母親に言った。
私は、未だに覚えている、その影を。