「心愛様、隼人様のファンクラブに入会していないのに2人に近づかないで下さい。次、守れなかったらどうなるか………分かっていますよね^^*」

黒い笑みと共に一発蹴りを入れる。

「………はい……」

また、私は返事をしてしまいました。私は彼女たちから、典型的ないじめにあいました。

水をかけられたり、無視されたり………脅されたり………蹴る、殴る……などをされました。

隼人と心愛を守るために私は2人から離れます。
私に友達なんて………結局無理だったんです。

「響ちゃん、ご飯たべよう?」

隼人がいつも通りに誘ってくれます。ですが私は、もう彼等と共には居れません。

「……ごめん。用事があるのでまた、今度。」

また、ある日は

「響〜帰りに遊んで帰ろう?」

「ごめん、今日も予定があるので」

こうして、私は唯一の友達隼人と心愛から離れていきました。

「……………(ニコツ)…………」

「……………(ニコツ)…………」


(オレside)気の所為か。一瞬、心愛と隼人が笑ったのは………