「由美香さん、お先にすみません。神崎さん、前に私が言った事を覚えていますか?2度と隼人様に近づかないようにっと言ったはずです。何、勝手に隼人様と一緒にいるんですか?」

「そ、それは……」

体が震えます。恐怖です。どん底に突き落とされた気分になります。けど………

「私も、何勝手に心愛様に近づいてるのですか?私、命令しましたよね?お願いではなく命令を。この私の命令が聞けないっと言うですか?神崎さん」

やっぱり、その内容なんですね。この先、どうなろうが構いません。2度と後悔だけはしません。あの時に、後悔してしまったから。今回は勇気を持って反抗してみます。

「な、なんで、私が麗歌さんと由美香さんのめ、命令?お、お願い?を聞かないとい、いけないんですか?わ、私が何をしたと言うのですか?」

やっぱり体は震えています。

「何かしたって?そんな事も気づかないんですねフフ」

「隼人様と心愛様のファンではないのに、抜けがけしようとするからですわ。」

そう言って由美香は、私のお腹に蹴りを入れました。

麗歌「そうです。もう、この学園は隼人様ファンと心愛様ファンの両方に分かれました。どちらのファンクラブにも入会していないのは、全校で探して貴方だけです。」

同じく、麗歌も私に蹴りを入れました。

「ィ、イタイ……………」

驚きました。
心愛と隼人のファンクラブが有るのにも驚きなのに、私以外の全校生徒が心愛と隼人のふたてに分かれているなんて………あの時の再来…………なんでしょうか。

あと、凄く痛いです。