音楽と私

「ッハ!…音が……変だ。”皆”が、おかしい。」

「”皆”?まさか、キョウも響が見えると言う妖精…とかが見えるのですか?」

あーそういや皆には言ってなかったんだよな。まぁーいっか。

「ああ。響みたいなあんな力はないけどな。それより、ヤバい……止めないと。」

「何があったの?」

「世界から音を音楽をなくす…計画が始まった……」

オレは急いでピアノに向かう。
そして、演奏をする。
響みたいな演奏が出来なくても、止めれなくても、響の時間稼ぎくらいはオレでも出来るから。

オレ1人じゃ出来なくても、皆がいれば出来る!

「隼人、心愛、演奏だ。ピアノを弾け!響のために時間を作るんだ。完全に止めることは出来なくても一時的になら止められるから。2人とも出来るな?」

「「はい!」」

隼人と心愛は直ちにピアノの前に行って演奏を始めた。

「リメも演奏出来る楽器があれば演奏してくれ!」

「はい!かしこまりました。」

こうして、
オレ達3人と執事リメは音を音楽をなくす計画を止めるために演奏をした。

1分1秒でも響に時間が出来るように。