音楽と私

「ですが、響様を救ってくれたのは他でもならぬ貴方達なのです。だから、僕もお手伝いしようと思いました。」

此奴は……リメは本当に響の事を思っているんだな。
それに、リメも昔と変わらない。
優しい性格のままだな。

「僕にも手伝わせて下さい。お願いします」

「心愛、隼人どうする?」

「僕は構いませんよ。」

「私も大丈夫だよ。改めてよろしくねリーくん」

「ありがとうございます。」

深々と礼をしているのはやっぱり執事だからだよな。