獲物を奪われた怒りで、
サキュバスが円香に牙を向いた!
「…ひっ!?」
「きゃあっ!」
まりあさんを控え室の外に突き飛ばした円香。
「私の獲物ォォオ!!!」
「させるかぁあ!!」
ーザクッ……。
ポタ……ポタポタ……。
気づくと、サキュバスの牙が
難波さんの腕に噛み付いていた。
円香は難波さんの腕の中で保護されていて、
腕から零れ落ちる血を見て唖然としている。
「……難波さん…?血が…」
「………不味い。何だ?この…研ぎ澄まされた細胞は!」
噛みついたままのサキュバスが、呟いた。
「青山!"魔性"にかけろ!!」
難波さんの怒鳴り声が合図になり、
俺はサキュバスの頭を右手で押さえ付けた。
サキュバスが円香に牙を向いた!
「…ひっ!?」
「きゃあっ!」
まりあさんを控え室の外に突き飛ばした円香。
「私の獲物ォォオ!!!」
「させるかぁあ!!」
ーザクッ……。
ポタ……ポタポタ……。
気づくと、サキュバスの牙が
難波さんの腕に噛み付いていた。
円香は難波さんの腕の中で保護されていて、
腕から零れ落ちる血を見て唖然としている。
「……難波さん…?血が…」
「………不味い。何だ?この…研ぎ澄まされた細胞は!」
噛みついたままのサキュバスが、呟いた。
「青山!"魔性"にかけろ!!」
難波さんの怒鳴り声が合図になり、
俺はサキュバスの頭を右手で押さえ付けた。



