「黒田代表はゲイぢゃなくて、飢えのせいで俺をもセクハラしたとしたら?」

「一理ある!って、兄さんセクハラされたんだ。」

しまった。自爆した。

「かおりちゃーん?どこー?」

控え室の裏口の音と共にキャストの女の子の声がしてこっちに向かってきたので俺だけ隠れた。

「はいはい、ここです!」
「もー勝手に出ていかないでよ。
5分休憩なんだから控え室に居て!」

ん……どうゆう事だ?

「え?わたし雅ママに15分休憩て…」

「はぁ?有り得ないから!ほら戻るよ!」

キャストの女の子がまた控え室の裏口のドアを開けようとしたが、開かなかった。

「え?!さっきまで開いてたのになんで!?」

「こっちから戻るぞ!!」

俺が2人に声を掛け、急いで店内へと戻った。