「本当に、申し訳ございませんでした!」
「ほら、大塚は?」
「...すみませんでした...」
またやってしまった。
何かに熱中すると、周りが見えなくなるという私の非常に悪い癖。
誰かと水族館にいって、気づいたら迷子、というパターンは数えきれない。
しかも今回は大塚まで巻き込んじゃったし...
ちらり、と隣を見ると、私と同じように頭を下げる大塚が、私に恨みがましそうな視線を送っていた。
「なんで俺まで...」
「ほんとごめん」
お怒りの美香に、2人して深く頭を下げている。
もちろん、実里先輩にも、
「先輩も、ご迷惑おかけしました」
「いーって!それに、美香ちゃんと2人の時間もできたしね」


