ケンカするほど仲がいい人達の話。

まさに噂をすれば影。

大塚が私達より5分遅れてやってきた。

10分前に来るとは意外。絶対遅刻してくると思ってたのに。最低限の常識はあるのか。



「よっ、玲弥!...ってうぉ!」


大塚はやってくるなり実里先輩の肩を掴み、私から距離を離した。

おお...なんだかよくわからないけど助かった。先輩のパーソナルスペース狭すぎる。



「先輩、いつかセクハラで訴えられても俺は弁護しませんからね」



しかも何故かめっちゃ不機嫌である。



「え、なに玲弥、もしかして俺が一果ちゃんのこと可愛いって言ったから嫉妬し...」


「っなに言ってんすかそんなわけねーから!!」



大塚が急に大声を出して先輩の声を遮った。情緒不安定かな?