「「...。」」



しばらくの沈黙、私たちはお互い睨み合う。


先に口を開いたのは、私だった。



「ねえ大塚、早くその手をどけてくれる?入れないんだけど」



こっちは、昨日撮りためたドラマを深夜(11時)まで観てたせいで寝不足なんだから。

自業自得?知らん知らん。



「何でお前が先に入る前提なんだよ。退くのはお前の方だろ?」



「「...。」」



また、バチバチと火花を散らしながら睨み合う。