「ねぇ、りお?うるを、____抱いて?」

1歩1歩りおに近づく。

「な、に、いってんだ、よ。」

「うるの気持ちだけど。」

困っている。大好きで大好きでたまらないりおが。
うるのために困ってくれてる。

襲いたい。

なんてうるは中学生の発情期かな?

それでも止まらないの。

やっと欲しいものが手に入るのに、こんなチャンス捨てたくないの。

「俺は、まだミオが好きだ。」

言われると思った言葉。
覚悟はしていてもやっぱし傷つくものは傷つく。
それでも彼女が出来たと言われた時のが何百倍もキツくて心が傷ついた。

「今はね?絶対うるを好きにさせるから。」

何度あなたの為に傷ついたってうるは構わない。
あなたの傷ならうるは喜んで受け取る。

「_____やっぱしだめだっっ!!」

追い詰めたような顔で、りおがうるから遠ざかる。
あなたは真面目だから、利用しちゃいけないって考えてるんだろうな。
とっかえひっかえだったあなたが、うるのためにそこまで考えてくれてるなんて嬉しい。
でもね、、??遠ざくなら、うるが近づけばいい話なんだよ??