ずっと、りおの彼女が憎かった。

ずっとうるのが隣にいたのにって感じだった。

最初はこの人も遊びかって思ってたのに、

「うる、彼女の澪だ、」

言われた瞬間ズシンって、100㌔以上する何かが乗っかたみたいに、思考が止まってしまって声すら出なかった。

ミオは、優しかった。どんな時も優しくて、うるも可愛がってくれた。そしてりおのことほんとに好きだった。