「玲斗くん!」 彼はこちらを向き少し目を見開いて驚いていた。 下の名前で読んだのに驚いたのかな? まぁ、急だからね。 「一緒にお昼食べない?」 彼に問いかける。 彼はこちらに歩いてきて、隣に座った。 「迷惑じゃないなら…」 「迷惑とか、そんなこと全然ないよっ! あっ、玲斗くんって呼んでもいい?もう、呼んでるけど。私のことは今宵でいいよ!」 彼は私の目をじーっとみている。 えっ?なに?なにかおかしいこといった? 「今宵、お前俺の事忘れんの?」 「えっ、どこかで会ったことある??」