祥吾side


「ん~!楽しかった!!ありがとうね祥吾」

「どういたしまして。もう行きたいとこはない?」

今日一日、みおの行きたいとこについってった。
隣にいるだけで楽しくて、やっぱりみおの事が好きなんだなぁって思った。

「うん!もうないよ」

「じゃあさ、最後に一個ついてきて欲しいんだけど?」

「もちろんいいよ!」


俺が連れて行きたかった所。

「うわ、何?!めっちゃ綺麗…」

「だろ?みお絶対好きだと思った]

星空がとても綺麗に見える静かな場所

「一日中晴れるって言ってたからさ、良く見えると思ってどう?」

「うん!」

そういいながら空を見つめるみおはとても綺麗。

一緒に歳を重ねるに連れて、どんどん綺麗になっていった彼女を、今まで一番近くで見てきたのは俺だ

ずっと変わらず優しくて、まっすぐな彼女が大好きだ。

まぁ、みおが俺のことを幼馴染としか見ていないのは百も承知。

それでも、また何も伝えないで誰かのものになるのはもう嫌だ。

「なあみお」

「ん~?なに?」

空から目のを離さずに返事をする


「好きだよ」