「本当いつも美味しいよね…ご馳走さま!」
「こちらこそ、いつも綺麗に食べていただいてありがとうございます」
少し遅めの朝食を食べ終わったのは10時前
「空さん何時からお仕事ですか?」
「…12時にここ出るつもりだけど、」
少し不満そうに口を尖らせてジーッと見つめられる
「けど…なんでしょう??」
「敬語なの…なんか悲しいんだけど。」
…ほ?敬語?
「もう付き合ってるんだし、敬語じゃなくても良くない?
タメ口がいいんだけど。」
今度は私の髪の毛をくるくるしながら顔を覗き込んでくる
「空さんだって私の事、さん付けでしょ?それと同じですもん!」
そう言うと寂しそうな目をされた
彼氏である前に、年上だからね。
…いや、秀には敬語じゃなかったか、
でも、そんな顔されたら…
「じゃ、じゃあ…!空さんも私の事呼び捨てにしてくださいよ?
そしたら私も敬語、頑張って無くしま…」
「みお」
えぇ!?早?!
私みたいにちょっと渋るのかと思いきや、
私が喋り終わる前に突き刺されて、戸惑ってしまう…
「ねぇ、みおって呼んでいいんだよね?」
「あ、はいもちろんです、」
「じゃなくて?」
「…もう少し待ってください、ちょっと心の準備が必要なので…笑
空さんとの年齢の差を埋めれるまで成長したら、
敬語やめさせてもらいます」
「…まぁ、それがみおだもんね!笑
いいよ、ゆっくりで、待ってるからね?」
椅子に座ったままの私に覆いかぶさるように抱きついてくる
「く、苦しい空さん…」
「ごめんごめん。笑
空だけでいいんだけどなぁ。ま、今はいいや!笑」
さっきの寂しそうな表情はどこに行ったのか、
嬉しそうな笑顔になり、ニコニコのままお仕事に行った



