2度目の忘れられない恋




「すみません、出してもらっちゃって…」

「じゃなくて?」


「…ありがとうございます!」


俺がすみませんって言わせようとしないの分かってるはずなんだけど、

言ってしまうのは、彼女の癖なのだろう


「…空さんって、お揃いのものとか苦手です、か?」


「お揃い?いや全然。
なんか一緒のもの買う?」

みおさんの顔がフワッと明るくなって頷いた


「あと、先に言っときますけど、
私が言ったんで、私払いますからね?」


「…絶対?」


「絶対。」


この会話、つい最近もした気がするな…


「じゃあ半分!出させて、ね?」


「…じゃあ半分。」


大きなマスクで隠れているが、恐らく口を尖らせながらもごついていたのだろう。笑