エースな2人

「ちょっとどういう意味よ!」

「そのまんまの意味だよ。

みきはほんとに吹奏楽が好きなんだな!

俺、嬉しいよ!」

「どういうこと?」

「うーん、恥ずかしいから言わね!」

「はぁー?自分から言っといてなんなのよ」

「あはは、だな!でも、そのうち言うよ。

それまでのお楽しみだな!」

いたずらっぽく笑う翼にドキッとした。

「な、なんなよ、それ…」

「そんな怒んねぇーの。

かわいい顔が台無しだぞ!」

そう言いながら頭に手を置く翼にまたドキッとした。

触れられたところが熱く

かわいいって言葉にも反応してしまう自分がいる。

目の前にいるこの男が、今、無性に

かっこよく見えてしょうがない。

この気持ちはなんだろう。