きっとあなたは曖昧にしてしまう。


私があなたを頼りすぎてしまっているから


また困らせてしまうんだけど…


「聞きたいことがあるんだけど…」



いつもの道、いつもの時間。
時々、灯りがチカチカしている
まるで瞬きをするように。



「ん?なに?」


不思議そうにそう言うあなたは
また、いつもみたいに止まった。


「私のこと、どう思ってるの?」


そしてまた、私も同じことを聞く。

何度目だろう、この時間が止まるように感じる空気は。

この世界に2人しかいないんじゃないかって

思わせてくれるような、そんな少し冷たい空気。