「それは、三神尚です。」

静かに言う。

「三神尚だと!?」

「本名は一ノ瀬尚。
一ノ瀬財閥の御曹司です。」

「おそらく一条財閥を潰す事が目的かと…」

「ゆ、許せん!」

「あ、あの!
三神、いや、一ノ瀬尚って誰なんですか」