「お前の母美希は一条財閥の令嬢だった。
だがな、あいつは普通の暮らしを望んだ。
私たちの家系はお見合いなど、
強制的な結婚はさせない事にしている。
自分の幸せは自分で決める事だからな。
だが、美希はもう物心ついた時から
令嬢という肩書きに窮屈な思いをしていた
。そして、高校生の時1人暮らしをしたい
と言ったんだ。私達は悩んだよ…。
だが、美希が今やりたい事をさせてやりた
い、だから許した。」


お母さんにそんな過去があったなんて…
一条財閥は世界No.1の財閥
成瀬財閥や上条財閥よりも群を抜いてトップに君臨している。