あぁ、痛い…いた…ん?

「ハッ!!」

「あ、起きた?」

見るとそこにはウワサの彼、涼がいた。そして片手には丸めた教科書…

「涼!あれ?私何して…」

「もう4限だぞ〜」

「う、うそっ!」

見ると時計は12時半をさしている。

「ひゃ〜!私ずっと寝てたのか…」

すると…

「よく寝れた?」

涼が私の顔を覗き込んでくる。