あの日から
私の脳にある腫瘍は少しずつだが小さくなっていった。
先生は、精神的な面もあるだろうと言っていた。理玖がいなければ、今日アメリカに飛び立つ事は出来なかっただろうと思った。

「美紅!頑張ってね。応援してるから、
戻ってきてよ。必ず、かなら、ヒクッ
必ず会いにきてよ。ヒクッ」
加奈は大泣き。洸はそんな加奈を支えながら
「諦めたらダメだぞ。お前ならやれる。」
と、言ってくれた。

ありがとうみんな。
頑張るね。