宮村くんはくるっとこっちを向かせて私の顔を覗き込んだ。 私は慌てて目をこすった。 「わかった?」 ぱっちりな二重の大きなくりくりの目が街灯に照らされてすごく綺麗で。 私は数回頷いて口を開いた。 「ごめんなさい… …ありがとう」 「うん」 宮村くんは「肩、掴んでごめん」と言って私を家の前まで送ってくれた。 私は何度も頭を下げて玄関の扉を閉めた。