「大丈夫……?じゃ、無さそうか。とりあえず俺の部屋、来て。」
「うん……。」
✲
「えっと、さっきは急にごめん。」
「全然、大丈夫だよ。んで、何があったの」
「あのね、私……」
この事、話していいのかな?美波にでさえ話せなかったくせに、話せるの……?そんなの最低だよ。
「……っ、ごめんやっぱりまた今度でいい?」
「俺はいつでも良いよ。お前の話全部聞いてやるよ。」
「ありがとう……っ」
陽介くんは、まだ会ったばかりなのにこんな優しくしてくれるの……?ダメだ、もっと陽介くんの事を好きになっていく。
笑った時に細くなる目も、サラサラした髪も、キリッとした二重の目も、長いまつ毛も全部全部好きだ。言葉で伝えきれない位の想いが込み上げてくる。
「おい、田中。さっきからボーッとしてるけど大丈夫?具合悪いの?」
陽介くんの心配そうな顔が目の前に来る。ち、近い……。
「へっ!?あっ!!だ、大丈夫だよ〜!ほら、めちゃくちゃ元気!」
そう言って私は陽介くんにガッツポーズをして見せた。
「本当に大丈夫か?無理しなくてもいいよ?だってほら、顔赤いし。」
「いや、あのね、顔が、近い。」
「え、あっ、悪ぃ。」
頭を掻きながら陽介くんは少し顔が赤くなっていた。
「うん……。」
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「えっと、さっきは急にごめん。」
「全然、大丈夫だよ。んで、何があったの」
「あのね、私……」
この事、話していいのかな?美波にでさえ話せなかったくせに、話せるの……?そんなの最低だよ。
「……っ、ごめんやっぱりまた今度でいい?」
「俺はいつでも良いよ。お前の話全部聞いてやるよ。」
「ありがとう……っ」
陽介くんは、まだ会ったばかりなのにこんな優しくしてくれるの……?ダメだ、もっと陽介くんの事を好きになっていく。
笑った時に細くなる目も、サラサラした髪も、キリッとした二重の目も、長いまつ毛も全部全部好きだ。言葉で伝えきれない位の想いが込み上げてくる。
「おい、田中。さっきからボーッとしてるけど大丈夫?具合悪いの?」
陽介くんの心配そうな顔が目の前に来る。ち、近い……。
「へっ!?あっ!!だ、大丈夫だよ〜!ほら、めちゃくちゃ元気!」
そう言って私は陽介くんにガッツポーズをして見せた。
「本当に大丈夫か?無理しなくてもいいよ?だってほら、顔赤いし。」
「いや、あのね、顔が、近い。」
「え、あっ、悪ぃ。」
頭を掻きながら陽介くんは少し顔が赤くなっていた。
