車に乗り家に向かう途中亜優羅も麗羅もぐっすり眠っていた。

笑美は二人の背中をとんとんと叩きながら微笑んでいる。

20分ほど走ると家に到着した。

「ついたけどまだ寝てるね」

「うん。亜優、抱っこしてもらっていい?私、麗のこと連れてくから」

「了解」

そっと抱き上げて家に入る。

二人をベットに寝かせてソファーで一息ついた。

「なんか寝てる二人を見てるとやっと実感がわいてきた」

「やっと4人で暮らせるね。これからは忙しくなるよ?」

「覚悟しないとね」

紅茶を一口飲み笑いあった。