きみのココロは読めない


夏葉side



「夏葉ー帰ろ!麗も瑠衣くんも!」



「なんか俺ら4人で帰んの、久しぶりだよな。」



「そーだな。」



なんか、久しぶりな感じがする……。



こうゆう感じ、覚えてる。



「夏葉、こいつら何考えてんのか?この2人イチャイチャしやがってらしいよな……」



「そ……そうだね。」



急に話しかけられて、びっくりした…



………



「あの、実は、俺、お前の事、ずっと好きだったんだ。俺。お前が記憶失う前から、ずっと!ずっと。付き合って欲しい。まだ、俺の事、あんまりしらないかもしんねーけど。絶対、しあわせにするから。
ごめん……。今の忘れて。」



この言葉……前に聞いた。



あ……。思い出した。瑠衣が、前に告ってくれた時の言葉だ。



私、思い出したの。



忘れててごめん



「瑠衣。私も、大好きだよ」



「瑠衣……って。お前、俺の事、思い出したのか?」


「うん……。今まで忘れててごめん。今、瑠衣が告ってくれた言葉で思い出したの。改めて告白してくれて、ありがとう。」



「「夏葉ー!思い出したの?!良かった…!」」




「みんな、ありがとう。」



「なんで瑠衣、もっと早く教えてくれなかったの?彼氏だって言ってくれれば良かったのに」



「ごめんな。今回の事故も、これまで不安にさせてた事も、全部俺のせいだから。だったら、俺の事なんか忘れて幸せに生きて欲しいって。」



「私は、瑠衣がいてくれることが、最高に幸せだよ」



私のことを抱きしめた瑠衣の体がとっても大きく感じたのは、
守ってくれたからかな……



「でも、ほんとにごめんな。俺のせいで、夏葉、危ない目にあった。崎原のやつ……」



「別にいいよ!こうして、私は元気なわけだし!」



思い出せてよかった。