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四人で過ごす休日は見事な外出日和。
季節が季節だけに気温は低い。
そして、満の心中はまさに氷河期そのものだ。
武長 奏はテーマパークが好きそうなタイプではないという満と樹の勝手な推測は大きく外れ、二人の間にだけ分かるどうしようもない空気が流れた。
「さて、まずは何から乗りましょうか、武長先生?」
“武長先生”などと普段なら絶対呼ばない呼び方をする大和は、奏に対していかにも“仕事ですよ”と強調している風でいる。
気晴らしの遊びだとは伝えなかったらしい。
仕事である限り、奏が文句を言えないと大和はよく知っている。
「なぜ取材にこの面子(めんつ)なんだ。早見はどうした?早見は……」
「珠ちゃんは他の作家先生との打ち合わせで急に駄目になったんだ。野郎二人で遊園地も気持ち悪――…じゃなくて、なんとなくミスマッチだし。
たまには若い女の子たちと親睦を深めるのも悪くないだろ」
「女の子ねぇ……」
奏の瞳が満を捉える。
上から下まで流すように視線を巡らせて深いため息をついた。



