大学2年の冬。


バイト終わりの時間。


過保護の両親はいつも迎えに来てくれていた。
だけどこの日、親戚の法事で田舎に帰っていたため
私は1人で家まで歩いてた。


時刻は23時過ぎ。


突然誰かに声をかけられた。


暗闇の中で分かるのは男性だということ。
そして1人ではないということ。


男性に免疫のなかった私は
振り返ってしまったんだ。