幸福論

「わからん。」

「ふふ。
今はわからなくてもいいよ。
これ、絶対似合うって私は確信してるから。」





そのままコーデはこれで進めることになった。


作戦決行まであと数日。
俺もそろそろ動き出さなあかん。




この前斗と話してから
俺らは元の関係に戻ってた。


そんな今日は計画してたことに味付けされたことを
報告する。


俺がテーマを決めたこと。


まこちゃんが
コーディネートしてくれた服を着ること。


そしてまこちゃんには内緒なこと。


話すと斗は目をキラキラさせて
ええやん!って言ってくれた。





「えー待ってーまこちゃんのコーデは
普通にやばいな。」

「何がやばいん。」

「えーだって絶対紺ちゃんに似合うやん!」





同じことを志乃さんにも言われた。