今日のパーティーには静哉も参加する。
好きなブランドだし
小森くんのファンだからと駄々をこねられた。
ファンなんて一度も聞いたことないけど
と思いながらも笹上さんに聞くと
あっさりOKをもらい
おかげで普段ならひたすら不機嫌な朝も
今日は特別機嫌がいいらしい。
そんな早朝。
ヒルズには寄らず直接店舗へと向かった。
当日になっても準備することは山ほどある。
全て終えて店を出れたのは16時過ぎだった。
幸い家からさほど遠くないため
急いで戻りドレスに着替えて
再び家を出たのは17時半。
カッコよく決めた静哉も
今はなんだか緊張している。
「なんで静哉が緊張してるのよ。」
「だってあの小森さんやで!?
緊張するやろ!俺雑誌めっちゃ買ってたし!
それに何回目かならもっと早く教えてほしかったわ!」
緊張していてもうるさく騒ぐ
弟を連れて店へと向かった。

