さすが俺らの最年長やなって思った。


ちょっと極端やけど
意表を突いてて


ほんまに欲しい答えをくれる。





「後な、俺紺ちゃんに嘘ついた。
告白したって。」

「あー嘘はあかんなぁ。
その嘘ついたことで余計悩んでるんやろ?」

「おん.........」

「まぁ紺ちゃんは許してくれると思うで?
あいつ単純脳やからな。
多分ヘラヘラしてるやろ。」

「怒られへんかな。」

「怒らへんやろ。
俺やったら怒るけどな。
まぁその前に俺なら嘘つかんでいいように
告白してるけど。」

「嘘やぁ。
告白もしたことないくせに!」

「うっさいねん!もしもの話や!」




圭太と話して
めちゃくちゃ気持ちが軽くなったんや。


それにこの何年か、自分がいかに
堅苦しく生きてるかを思い知った。