甘い執事の思うがまま。




それからご飯を食べ終え、お風呂に入り、また部屋に戻る私。


勉強をしようかと思ったのだけれど、時間は10時を過ぎようとしていたため、それはやめておいた。


「本日はもうゆっくり致しましょう」

テストも終わったことだし、今日くらいはいいかなと思っていたら、拓人も同じ考えだったようで。

その言葉に頷き、私はくつろぐことにした。


「今日はお昼寝、たくさんしちゃったから寝れるかなぁ」

「眠れなくても横になっていれば、体の疲れはとれます」

「でも疲れなんてもうないよ?」
「では今から疲れるようなこと、致しますか?」

「疲れるようなこと……する!
最近、体とか動かしてなかったからなぁ」


てっきり筋トレか何かだと思い、やる気が出てきた私。