「いてててててて…」



「ちょっ、りく!大丈夫?!」


「りくくん!!」



2階から身を乗り出して様子を伺うクラスメイトにピースサインを送る。


体中じんじんするけど、ペンダントを守れたからいっか…



そういえば、ここからどうやって戻ればいいんだ?



周りを見渡してみると1人の女の子がスースーと寝息を立てて寝ていた。



綺麗な銀髪だなぁ…



そう思って見ていると、ふいに、何かが脳内を横切った。



…え?何だ今の。



あれは、僕とこの人?