『叶月さん!今日はありがとうございました』

紗凪が深々と頭を下げると

『紗凪も妹みたいなもんなんだから
俺に何でも相談しろよ』

と紗凪の頭を撫でた。



『うん!』

紗凪はまた涙ぐんだ。