『ん?』
と叶月が結月の顔を覗き込むと


『叶月くんなんか、大っ嫌い!!!』


結月は叫ぶと
走って行ってしまった。


『……大嫌い??』


叶月はその場にガックリと肩を落とし
しゃがみこんだ。