『蒼志くんの事かぁ…』

『多分そう』

『結月が蒼志くん好きって知ったら
叶月さんどうするんだろ?』


紗凪がテーブルに頬杖をつく。


『…想像したくないぃ』

結月は頭を抱えた。


ー♪♪♪


紗凪の携帯が鳴る。


『あれ?知らない番号だ。
ちょっと出るねー』

紗凪は電話に出た。