「じ、潤...!?」

まさかの潤だった。

「な、なんでここにいるのよ!」

好きな人となれば、寝起きの姿を見られるのはものすごく恥ずかしい。

私は布団の中に慌てて潜った。

布団の外から潤の声が聞こえる。

「おい」

低めの声で潤が言う。

私は余計に布団から出たくなくなった。

「な、なに?」