さくらロード

「部屋、戻ろ」

諦めて私は自分の部屋へと戻った。

部屋は窓を開けたままで外気に晒され、ひんやりとしていた。

「寒っ…もう冬だからなあ」

こんな時、ホットココアでも飲みたいものだが生憎切らしている。

私は仕方なくリビングに戻り、ケトルからコップにうつす。

ほんのり温かい。

「ふぅ…」