さくらロード

「俺だけじゃない。みんな心配してたぞ。すごく体調悪そうにしてたから、もしかして働かせすぎたかなって」

「そんなことは…!」

違う、そうじゃない。潤にあんなことされて、鷺沼くんにいきなり告白されてどうしようもなくなって…ただ落ち着きたかっただけだった。

「何もないならそれでいいんだけどさ。見る限り元気そうだし」

「うん、私は元気だよ、ありがとう」

「なんだ、素直じゃん。可愛いとこもあるんだな」

「っ…!」

潤の声、表情、仕草。全てにドキドキしてしまう。気持ちが落ち着かなくなる。

「どうした、顔赤いぞ?やっぱり熱でもあるのか?」

「ち、違う…!」

私は全力で否定した。