さくらロード

私は赤くなった自分の頬を触りながら我に返った。

「…考えすぎよね」

ピンポーン。

と、インターホンが鳴った。

「誰だろ」

階段を降りて扉を開けると潤がいた。

「よ」

「よってなによ」

いきなり鳴らしておいて、よ、の一言は気が抜けてしまう。

「あのさ、学園祭の後お前来なかったじゃん。なんかあったのかなって」

「あ…」

心配してくれて来てくれたってこと?

私は少しだけ胸が高鳴った。