さくらロード

そう言って私は洗面所を離れた。

男の子にあれだけ真剣な顔で言われることが今までになかったから余計に恥ずかしくなってしまう。

「今日の私、どうしちゃったんだろ…」

潤も変だった。いつもならからかいながら言ってくるのに、いきなり近づいてくるなんて思いもしなかった。

こんな日は、早く帰って寝よう。



学園祭を終え、クラスの人たちは打ち上げに行ってしまった。

私は体調が悪いからと、断った。