さくらロード

突然の発言に驚いてしまった。

「じゅ、潤とはそんな関係じゃないよ!ただ幼馴染ってだけで…」

「ほらまた素直になれない。ダメよ、ちゃんと素直にならなきゃ。…ほら、噂をすれば」

お店の奥から、あくびをしながら出てくる潤。

「まったく潤は…朱里放っておいて何呑気にあくびなんかしているのよ」

「だって俺、調理担当だし」

沙羅が深く溜息をつきながら肩を落とした。

「…朱里のこと、よろしくね」

「…別に俺任された覚えないし」

気まずい雰囲気が漂う中、時間はお昼時になりお客さんも増えてきた。

「皆川さーん、あっちのお客さんお願い」

「はーい」