さくらロード

「喫茶店…ですか」

「そうそう、単なる喫茶店じゃなくてさ、こうちょっと捻ったような喫茶店がいいと思うなあ」

「メイド喫茶」

「…え」

その声が聞こえてきたのは、潤のほうからだった。

「じゅ…!」

「パーっとやるんだろ?なら男は執事、女はメイドでよくね?」

単純な彼の思考に溜息をつきつつも、口々にみんな賛成の声をあげあっさりと決まってしまった。

「そ、そんなんでいいの…」

「いいんじゃね?だってうちの学校、校則厳しいし。これぐらいは最後なんだからやっても何も言わねえと思うぞ」