ギイィ、ガチャン
扉がきしんだ音を立ててしまった。
「なに?………今の。」
「この世界の谷川音夢がやったことだよ。」
「どういうこと?」
「つまりだ、この世界の苦しみに耐えかねて、僕……まぁ、悪魔と契約しちゃったんだよ。『パラレルワールドの自分と立場を交換してください』って。」
怒りがわいてきた。
私はあいつに……この世界の谷川音夢にいいように使われていただけなのか?冗談じゃない。
「でも、何故か記憶がうまいこと交換できなかったんだよねぇ?何でだろう?術が完璧じゃなかったのかなぁ?」
私の気持ちなんてつゆしらず、悪魔がのんびり呟く。
扉がきしんだ音を立ててしまった。
「なに?………今の。」
「この世界の谷川音夢がやったことだよ。」
「どういうこと?」
「つまりだ、この世界の苦しみに耐えかねて、僕……まぁ、悪魔と契約しちゃったんだよ。『パラレルワールドの自分と立場を交換してください』って。」
怒りがわいてきた。
私はあいつに……この世界の谷川音夢にいいように使われていただけなのか?冗談じゃない。
「でも、何故か記憶がうまいこと交換できなかったんだよねぇ?何でだろう?術が完璧じゃなかったのかなぁ?」
私の気持ちなんてつゆしらず、悪魔がのんびり呟く。

